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COLUMN

コラム

歯科衛生士が理想とするクリニック像

コンビニよりもたくさんあると言われている歯科クリニック。
どこを選べばいいの?
疑問に、歯科衛生士の視点からちょっと細かい部分を、いくつかのポイントに絞ってお答えします!

こんなところがポイント!

上手に気持ちに寄り添えるスタッフがいる

歯科医院ではないクリニックに行った時の話ですが、受付時間にぎりぎり間に合わず、診察を受けられなかったことがあります。
その時言われた言葉が、「この寒い中ご足労頂いたのに、本当に申し訳ありません」という言葉でした。こういうことをすっと言えるスタッフさんって、とてもいいなと思いました。


例えば小さい子を連れて行く場合、「連れてくるの大変だったのだろうな」土日に必死で駆け込んだ場合、「忙しい中来てくれているのだろうな」そういうふうに、患者さんの気持ちを察するのも大切な仕事だと考えるスタッフがいる場所は安心して通えますね。
電話でも何となく様子は分かるので、かけてみて判断するのも良いかもしれません。

「早い」よりも「丁寧」な仕事をしてくれる

歯科医院はほとんどが予約制ですが、「痛いです」と言う、飛び込みの患者さんは断りません。そのため、予約の患者さんでもおまたせしてしまうことがあります。そして、「痛いです」の患者さんは神経を取る処置になる確率が高いため、治療に時間と手間がかかります。


待たされるのは困りますが、飛び込みを断らず、かつ丁寧に治療する先生の場合、待ち時間はどこかのタイミングでどうしても発生します。
「待つから……」という理由で通いにくい歯科医院と決めてしまうのは少しもったいないかもしれません。

清潔感の見るべき点とは……。

例えば出来たばかりの歯科医院はピカピカに感じられるかもしれません。
でも、清潔感というのはそれとはちょっと違うかもしれません。


歯科医院は水回りと言える場所がとても多いので、ピカピカに(新品みたいに)しておくのはとても難しいのです。自宅のシンクや洗面台で考えると分かりやすいと思います。
大事なのは、多少の経年を感じても手が行き届いているということです。

新しい治療、必要性はある?ない?

3Dプリンタやマウスピースによる矯正など、歯科医院には常に新しい技術が入ってきます。それを勉強しておくのもとても大切なことだと思います。


でも、例え3Dプリンタを導入していない歯科医院にでも、人工的に作るよりずっといい、腕のいい技工士さんがいるかもしれません。


また、マウスピースでの矯正など、「やったらやったでいいけど、この人には要らないかもしれないし、負担もある」というような新しい治療を、きちんと取捨選択できるかどうかも重要なポイントだと思います。

いかがでしたか?
中々治療を受ける前からこれらのことを知るのは難しくもありますが、ぜひよく見て歯科医院を選べるといいなと思います。
また、これらは歯科衛生士にとっても働きやすい職場と言えそうです。

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