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COLUMN

コラム

学校卒業後、新人歯科衛生士が気を付けるべき事

衛生士卒業式

学校を卒業し、ようやく就職した歯科衛生士。その後、気を付けた方がいい事ってある?
先輩たちの声を集めてみました!

こんな気持ちで働いてみよう

正規雇用(正社員)という働き方です。一か所に週5回ほど、フルタイムかシフト制で通う働き方になります。

とにかくやってみる!

自信がなくても、ミスをしそうになっても、まずは、とにかくやってみることが大切です。
歯科衛生士は技術職なので、最初からいい仕事をするのは中々難しいのです。


先輩たちを見て、「わあ、早くてきれいな作業!」「あれはどうやってるの?」等思うことも多いはずです。
また、その場の人間関係や、患者さんへの対応に慣れるのにも時間がかかります。
「何にもトラブルがなきゃ、一人で回せるんだけど……」と思うのはまだまだ新人の証拠。

一年、 次は三年というスパンを見据えて、最初はとにかくやってみよう!

柔軟さを大切にして

歯科医院が新人を採用する大きな理由の一つは、自分の医院のやり方を教えやすいから。


ちょっと大人の事情ともいえるかもしれませんが、経験豊富な歯科衛生士には、自分のやり方があることも少なくないため、新人の子を一から育てたいと思っている歯科医師は意外に多いのです。

これは一般の企業でも同じだと思います。

だから、「柔軟に何でも対応できる、素直に覚えようとしてくれる」は、新人の大きな強みなのです。ここを生かさない手はありません。

柔軟さを大切にして

少しずつ仕事ができるようになるのは楽しいものです。
楽しい時期は仕事の覚えも良いため、時間の余裕を見つけてぜひ講習会などに参加してみてください。横のつながりともいえる、他院の歯科衛生士と知り合い、情報交換ができるようになると、世界がぐっと広がります。

辛い、無理だ、出来ないと思うことがあったら

まずは、周りに相談を

歯科衛生士の退職の理由の一位は給与や待遇でなく、主に人間関係。かなり短いスパンで辞めていく人も少なくありません。
しかし、歯科衛生士は技術職なので、新人の頃は一か所に腰を据えて技術を覚えてしまった方が、その後の転職に有利になります。
もしその場の人間関係が辛いと思うなら、先に入った先輩たちも同じような思いをしている可能性があります。
どうやって乗り越えたか、まずは相談してみましょう。

やむをえない退職理由とは

技術面や今後の就職に不利になっても退職した方がいい時というのはあります。
一般の歯科医院は小さなコミュニティなので、その場その場の常識というものが出来上がってしまい、おかしなことでもまかり通っている場合があります。
例えば、

① 消毒や滅菌などが非常にいい加減な医院、点数などに法的な問題がある医院
:働いているだけで感染や違法行為に手を貸すことになってしまいます。

② 強いパワハラのような状態がずっと続き、仕事に集中出来なかったり、体調を崩したりする
:小さいコミュニティでは、風通しのいい大きいコミュニティよりも、「嫌な目にあったけど、なんだかんだ自分が悪いのでは」という気持ちに陥りやすくなります。
第三者の目が入りにくいので、冷静な判断が出来にくく、声の大きな人や力のある人が正しいという形になりやすいからです。努力と無理は違います。無理は禁物です。

以上のようなことがあれば、早期退職を選んでもいいと思います。
近所の歯科医院を回ってみたり、友人に相談したり、就職、派遣サイトに登録してみるのもいいでしょう。
歯科衛生士ライフは一生です。資格と自分、可能性を大切に働いていけるといいですね!

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